横浜銀行プライベートバンキング推進グループ〜Professionals for Owners オーナーを支えるプロフェッショナルたち〜
地域と共に歩んで90余年。
専門性と多様性で他行にはない提案を
神奈川・東京を中心に、地域に根ざした感度の高いビジネスを展開してきた横浜銀行。
設立から90年以上にわたり、「はまぎん」として地元住民に愛されてきました。
2011年からは、富裕層向けのプライベートバンキング事業にも本格的に着手。
今では多くの顧客を抱え、コンサルティングにも力を入れています。
プライベートバンキング事業の特色について、個人営業部プライベートバンキング推進グループ担当部長の小野寺隆さんに伺いました。
聞き手:芦田 敏之(税理士法人ネイチャー国際資産税 代表)
まず初めに、横浜銀行の歴史についてお聞かせください。
横浜銀行は1920年(大正9年)に横浜興信銀行として設立され、その後複数の銀行を合併し現在のかたちとなりました。
近年は、神奈川を中心に東京でも広く活動を展開し現在では200カ店以上の店舗網を有しております。
また、2016年には東日本銀行と経営統合し、共同持株会社「コンコルディア・フィナンシャルグループ」を設立。
新たなステージを迎えましたが、90年以上にわたり一貫して、地元に根ざしたリージョナル・バンクとして歩んでおります。
プライベートバンキング事業には、いつから力を入れていらっしゃるのですか?
神奈川・東京という土地柄、お客さまの中には資産家や企業オーナーといった富裕層の方もたくさんいらっしゃいます。
そうしたお客さまには、かねてより個別にサービスをご提供してきたのですが、資産承継や事業承継などの対策ニーズの高まりに応じて、2011年に専門の部署として立ち上げしました。
当時は2名でスタートをしましたが、その後増員を重ね現在ではフィナンシャルコンサルタント(FC)14名、ライフコンサルタント(LC)18名、バックオフィス5名の計37名の体制でサービスをご提供しています。
横浜銀行のプライベートバンキングの特徴は何でしょうか?
お客さまからのご相談は、不動産の有効活用、事業承継、相続対策、所得税対策などが中心です。
それに対して私たちはさまざまなご提案をするわけですが、横浜銀行のグループ会社や外部の専門家との連携により、ワンストップでサービスを提供できるのが特徴です。
窓口を一つに絞ることでお客さまの負担も減りますし、何よりも安心して相談していただけます。
当グループはお客さまに寄り添い総合的な提案を手掛けるフィナンシャルコンサルタント(FC)、生命保険などに詳しいライフコンサルタント(LC)、その他税務や法務などの専門知識を有する豊富なスタッフの存在も強みです。
FCの中には、税理士法人など提携先から出向してきている税理士や公認会計士などの有資格者もいます。
こうしたスタッフの多様性が、ときとして行員だけでは思いつかないような提案にもつながります。
オーダーメイドコンサルティングに不可欠な高度な専門性と幅広い多様性を有している点では、どこの銀行にも引けを取らないと自負しています。
さらに、リージョナル・バンクならではのエリア情報の質と量において、地の利がある点が私たちの強みです。
富裕層のお客さまは神奈川・東京エリアの有力者であることも多く、たとえば所有される土地に対して地域に即した活用をしたいとの相談を受けることがあります。
横浜銀行では地域内の様々な業種の法人とも提携していますので、そうしたご相談に対して多角的なソリューションを提供しマッチングすることができるのです。