First Hawaiian Bank〜Professionals for Owners オーナーを支えるプロフェッショナルたち 〜
常に次の目標を見据えて、
自分を磨き上げて向上させていく
今こうして活躍されている澤田さんですが、成功の秘訣は何でしょうか。
決して後悔のないキャリアだったとは言えませんし、成功しているというのもおこがましいですが、あえて成功の秘訣を挙げるなら、自分にしかない「強み」があったことが大きかったと思います。
私の場合は、アカウンティングやファイナンスの専門知識がある、そして、英語がネイティブスピーカーに近いレベルで使える、という二つが強みだと思っています。
英語については、ある程度話せる人は多いと思いますが、やはりビジネスをするとなるとネイティブ並みにやりとりをすることが求められます。
ハワイで仕事をしていて、それを強く感じています。
澤田さんの今後の目標をお聞かせください。
先ほどの回答と重なりますが、ワイキキにウェルスマネジメントオフィスを立ち上げて、今後日本の金融機関や法律・会計・税務のプロの方々とコラボレーションして、現在ハワイに多く来られている日本からの富裕層に対するサービスを強化したいと思っています。
私は以前、本店に勤務していました。
本店というのはいわゆる銀行の花形ですが、あえてそこを出て、ワイキキ支店に移りました。
将来的にウェルスマネジメントオフィスを立ち上げるにあたり、日本人のお客様の様子を肌で感じたいと思い、日本人のお客様が多いワイキキ支店を選んだのです。
そして、プライベートバンキングのチームを作り、ここまでやって来ました。
まだ道半ばですので、今後も目標に向けて努力していきたいと思っています。
最後に、澤田さんのようにグローバルに活躍するビジネスマンになりたいという若者に向けて、メッセージをお願いします。
私自身は、常に次の目標を見据えて、自分を磨き向上させていくことを自分に課してきました。
目標を持ってワイキキ支店に来たのも、その一つです。
1年、2年先ではなく、5年、10年先を見据えて、自分はどうなりたいか、そのためには今何をすべきかを考えてください。
ときには、思うように評価されずに行き詰まりを感じることもあるでしょう。
そういう苦しいときこそ長期的視点で物事を考え、ぐっと耐え忍ぶことが大事です。
一方で、自分のアイデアを実現できる喜びがあってこそ、仕事は楽しくやりがいのあるものになるというのも事実です。
例え苦しい時期であっても、自分が力を発揮し、それを評価してもらえる環境に身をおけるよう、絶えず努力してほしいと思います。