クイーンズランド州に世界中から留学生が集まる、そのワケとは？
世界中から多くの留学生が集まるオーストラリア・クイーンズランド州。
移住先や観光地としてのイメージが強いかもしれませんが、
実は、世界トップレベルの名門大学がそろう教育先進エリアでもあります。
今回は、クイーンズランドの教育面の魅力を余すところなくお伝えします。
クイーンズランドで学ぶ3つの魅力とは？
クイーンズランド州（以下、QLD）の教育機関で学ぶ魅力は、大きく分けて3つあります。
まず一つ目は、「生活のしやすさ」です。
年間を通して温暖で過ごしやすい気候、美しいビーチや公園、緑が広がる一方で、おしゃれなカフェやバーがたくさん立ち並ぶ街…。
とくに国内第3位の規模を誇るブリスベンには、グローバル企業が集まり、市内の移動に便利な公共交通機関も整っています。
二つ目は、「多様性」です。
QLDは世界中から移民を受け入れており、アジア圏の教育機関との結びつきも強いのが特徴です。
日本の学校と協定を結ぶ教育機関も多く、交換留学をする日本人学生も多くいます。
また、80校を超える州立高校(中高一貫校)には、多数の留学生プログラムがあり、質の高いサポートで定評があります。
他州と比較して欧州からの留学生も多く、まさに多様性を感じることができる環境です。
そして三つ目は、「オーストラリアならではの学問を学ぶことができる環境」です。
世界最大のサンゴ礁グレートバリアリーフをはじめ、自然遺産として登録されている国立公園や島など、オーストラリア固有の環境や生物について学ぶことができるのも魅力です。
大都市ブリスベンでビジネスを学んだり、国内有数の観光地ゴールドコーストで観光学を学んだりするのもおすすめです。
中等・高等教育のレベルは世界トップクラス！
中等教育のレベルが高いのも特徴です。
海洋学やロボティクスなど、高校レベルから各分野において専門性の高い科目が用意されており、理数系に特化したSTEM教育に力を入れている学校も多くあります。
また、QLDは公立校でIB校（国際バカロレアコースを開講している学校）を保有している唯一の州であり、私立のIB校も多数あります。
オーストラリアの大学は総じて世界ランキングで上位にランクインしており、QLDの大学も例外ではありません。
ビジネス、通訳翻訳、環境学、動物学など幅広い専攻を有する名門校クイーンズランド大学をはじめ、
メディア・IT・工学の分野で国内トップレベルのクイーンズランド工科大学、
観光学やホスピタリティ、医療に強いグリフィス大学、世界トップレベルの海洋生物学で知られるジェームスクック大学、
数少ない私立大学として少人数制クラスや充実した施設を誇るボンド大学など、世界的評価が高く、エリア特有の個性あふれる大学が数多くあります。
多国籍の学生と共に安心して学ぶ環境が整っており、個性豊かなプログラムを持つQLDの学校。
大自然と都会が共存する地で、他のエリアではできないユニークな体験をしてみませんか？
（執筆：ICC国際交流委員会）
