GCA株式会社〜Professionals for Owners  オーナーを支えるプロフェッショナルたち〜

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経済・ビジネス

2030年までに、世界一の
M&Aアドバイザリーファームを目指す

企業のリーダーとして、心がけていらっしゃることは何ですか?

GCAのように人が資産である企業のリーダーは、野球の監督のようなものだと思っています。
一人ひとりの素質や調子を見ながら適材適所で人財を投入する力が求められます。
企業は人で決まると言いますが、とくにわれわれのようなアドバイザリーの業務ではそれが顕著です。
弊社には優秀な人材が多く集まってきますが、大企業で活躍していた人が優秀なアドバイザーになれるかはまた別の問題です。
それぞれの個性をいかに引き出し、仕事や組織に活きるように編成するか。
まだまだ試行錯誤の日々です。

では、会社としての今後の目標をお聞かせください。

2030年までに世界一のM&Aアドバイザリーファームになることです。
現在、独立系としてはトップ10に入り、アジアではNo.1ですが、越えるべきハードルはたくさんあります。
世界各地の企業との統合も視野に入れ、それぞれの国や地域に根ざして成長していきたいと考えています。
日本はデフレ・低成長ですが、アメリカやヨーロッパは成長しています。
さらに、インドや中国をはじめアジアは高成長期にあります。
それぞれの拠点で積極的にビジネスを展開し、GCA全体として成長していきたいと考えています。

各拠点での成長を目指すと同時に、グローバルネットワークも強化していきます。
日本企業と外国企業とのM&Aだけでなく、ヨーロッパ・アメリカ間のクロスボーダーの市場へのさらなる参入や、インド、中国などの資金を取り込んでいく必要もあります。
グローバル規模のダイナミックな動きで、より豊かな社会づくりに貢献していきたいと思っています。

最後に、未来を担う若者に向けて、メッセージをお願いします。

月並みですが、クラーク博士の「青年よ大志を抱け」という言葉を贈りたいと思います。
世界は大きく変わってきています。
そして、誰にでも大きなチャンスがある今の時代に、グローバルに活躍することを目指してほしいです。
今、名前の知られている日本の経営者は、ソフトバンクの孫正義さんくらいしかいません。
孫さん級の経営者が、もっと出てほしい、いや、もっと出なくてはならないと思っています。

何事も、大志を持ってやる。
そうすれば、違う世界が見えてきます。
富士山も高いですが、富士山から見る景色とエベレストから見る景色はまったく違うはずです。
そして、エベレストに登るためには、登るんだという強い意志、高い目標、そして入念な準備がないと登れません。
暗い話題が多い今の時代だからこそ、志を持ってください。
未来は、自分の手で変えられるのですから