プルータス・コンサルティング〜Professionals for Owners  オーナーを支えるプロフェッショナルたち〜

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投資

“公正価値”という世の中の基準を作る。
その誇りと責任を胸に、腕に磨きをかける

最近の傾向と今後の展開についてお聞かせください。

ベンチャー市場での資金調達案件が、ここ2、3年で急増しました。
資金調達がしやすい種類株式について、周知が進んできたこともあると思います。
また、資金調達とインセンティブを目的としたストックオプションや時価発行新株予約権信託などの新株予約権を活用する案件も増えています。
今後も、分野としては、M&A、資金調達、インセンティブのサポート中心に対応していきます。
それぞれについて、既存のスキームに磨きをかけるだけでなく、新しいスキームを開発する必要もあるでしょう。
この業界は動きが激しくそれに伴いニーズもどんどん変化するので、今度も臨機応変なサービスを心がけていきたいと思います。

資金や資本に関する問題や悩みは、専門家に相談すれば意外と簡単に解決できることもあります。
資本政策面が安定すれば本業にも集中できますので、プロである私たちにぜひ任せていただければと思います。

公正価値とは何かというのは難しい概念で、価値というのは非常に多義的な概念です。
何にどのくらいの価値を感じるかは人により、状況や立場により、異なります。
公正価値とは、一定の基準の中でより多くの人のコンセンサスを得られる範囲を指すのだと私は考えています。
世の中の価値基準を作り出す仕事に従事しているという誇りと責任を胸に、今後も業務に邁進していきたいと思っています。

最後に、これからプロフェッショナルを目指す若い人たちに、メッセージをお願いします。

サービスの自動化がますます進む今後は、いかに「専門家」になれるかが重要です。

教科書を読めば誰でもわかることを知っていても、専門家とは言えません。
専門知識を持っていることが前提ですが、困難な状況に置かれ、いかに悩んでいかに壁を乗り越えてきたかという経験こそが、ものをいうのです。
苦手なことや嫌なことから逃げずにさまざまな体験をし、プラスの経験もマイナスの経験も次に活かせる人になってください。