プルータス・コンサルティング〜Professionals for Owners オーナーを支えるプロフェッショナルたち〜
“個性豊かでエッジが立った”メンバーが
取引先と構築するのは、ディープだけどドライな関係
少数精鋭のイメージが強い御社ですが、社員の方々はどのようなバックグラウンドをお持ちなのでしょうか。
新卒採用者は少なく、多くの社員が会計、ファイナンス、コンサルティング、法務などの分野で経験と実績を積んだうえで入社してきます。
メンバーは良くも悪くも個性豊かでエッジが立っているので、大きな案件をチームで担当するときなどは、どうマネジメントするかも重要になってきます。
業務拡大に伴い、社員数はここ数年で2倍ほどになりましたが、現在でも約40人と規模は大きくはありません。
会社として大切にされているのはどんなことなのでしょうか。
先ほど「社員は個性豊かでエッジが立っている」と言いましたが、軸となる部分は共有しています。
それは、独立した立場を維持しながら、しっかりと取引先をサポートしよう、というものです。
これは、野口真人(代表取締役社長)と中嶋克久(代表取締役)の創業時からのマインドであり、弊社のモットーとなっています。
経営陣の意思決定をサポートし、企業の利益を守るというのも私たちの重要な役割です。
経営者の方々は、自分たちの決定が間違っていないか第三者に客観的かつ専門的見地から見てほしいと思っていらっしゃるケースが多く、取締役会で説明役を担うこともあります。
その際に心がけているのは、細かいことを一生懸命にやる、ということです。事業計画はどうか、将来どれくらいの利益を生みそうか、どんなリスクがどれくらいあるのか、一つひとつについて議論して詰めていきます。
その積み重ねが信頼につながっていくのだと思っています。
また、ベンチャー企業のサポートを通して、社会に貢献していくという意識も強く持っています。
ベンチャー企業は、本業に集中するあまり資金面や経営面がおざなりになりがちです。
また反対に、多くないリソースを資金面や経営面に注力して本業の進行が送れることもあります。世の中に役立つ商品やサービスを開発しているのに、資金面で行き詰まって事業が立ち行かなくなるのはもったいないことです。
ベンチャーのブレインが本業に集中できるよう、資金面や資本周りは私たちに任せていただき、しっかりとサポートをしていきたいと考えています。
ただし、私たちはあくまでも独立した公正な立場の存在です。
ときには、クライアントから顧問先になってほしいというようなお話もいただきますが、そうなると独立性が失われてしまいます。
お客様に寄り添いつつも、決して継続的な顧問契約などはしない。これは、弊社にとっては絶対厳守のモットーなのです。