有限責任監査法人トーマツ アドバイザリー事業本部〜Professionals for Owners オーナーを支えるプロフェッショナルたち〜
経済・ビジネス
成長・進化し続けるマインドで、
もう一度、日本を元気にしたい
クライアントのサポートに際して、美田さん個人が心がけていることをお聞かせください。
くり返しになりますが、本当の問題は何か?、クライアントのイシューをその課題解決のためにできることを徹底的にやる、ということです。
そしてそれを実現するには、成長・進化し続けるマインドが必要です。
常に今より高いところを目指して努力を続けていきたいと考えています。
より高いレベルを求められることにプレッシャーもありますが、それがやりがいにもつながっていると感じています。
最後に、貴社のサポートを必要としている経営者に向けたメッセージをお願いします。
日本は今2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて日本の経済状況は若干上向いているように見えますが、その後を見つめる必要があります。
今、お金を使っている団塊の世代の多くが、2025年には後期高齢期に入ります。
そこで消費が冷え込むとともに、社会保障費は急増し、国の財政を大きく圧迫する可能性があります。
これはいわゆる「2025年問題」と言われているもので一例にすぎませんが、そうした将来的な落ち込みを見据えて、今から動いておく必要があると私は考えています。
日本は元気がない、尻すぼみだと言われる昨今ですが、今後成長が期待できる分野もたくさんあります。
その分野に投資し、伸ばしていくのは、資金のある経営者だからこそできることだと考えます。
経営者や投資家の方々に訴えたいのが、「もう一度、日本を元気にしませんか」ということ。
そのために我々としても全力でサポートさせて頂ければ、ぜひ一緒に歩ませていただければと思っています。
本インタビューの意見に係る部分は全て私見によるものである。