ロンバー・オディエ〜Professionals for Owners オーナーを支えるプロフェッショナルたち~
長期的な経営ビジョンを描き、
ビジネスの安定性にこだわる
他の大手金融機関とロンバー・オディエとの違いを教えてください。
もっとも大きな違いは、限られたパートナーが経営しているプライベート・カンパニーであることですね。
長期的な経営ビジョンのもと、ビジネスの安定性を重視してきた結果、経済的に基盤の強い会社へと成長することができました。
現在、ロンバー・オディエ・グループの自己資本比率(Tier1比率)は業界でももっとも高水準の26.5%を達成しています。
競合他社の倍近い値であるこの自己資本比率は、プライベート・カンパニーとしての私たちの在り方、そして、私たちの経営哲学の成功を示す重要な要素であると言えるでしょう。
ロンバー・オディエが長期的な戦略にこだわる理由について教えてください。
確かに景気に左右されるビジネスは多いと思いますが、安定性と収益性のあるビジネスモデルを採用している点で、私たちは他の金融機関とは違います。
また、さまざまな規制がスピーディーに変動していく現代の社会では、クライアント自身もますます洗練され、知識を身につけていきます。
これまでに培ってきた経験と専門知識をクライアントと共有し、その情報を活用したサービスを提供することによって、私たちはクライアントを安定して導いていくことができます。
ですから、このように変化の多い時期は、私たちにとっては非常に有利であると考えています。
ハイリスク・ハイリターンの金融商品を好むクライアントにはどう対処されているのですか?
私たちは、長期的な視野でリスク量を管理する運用戦略を主に展開し、安定性を重視していますが、ハイリスクの運用を好むクライアントがいないというわけではありません。
クライアントのリスク選好にかかわらず、クライアントが許容するリスクレベルに見合った成果を出すことができるような資産運用をしています。
しかし、私たちが重要視しているのは、クライアントのリターン目標ではありません。
大切なのは、クライアントの「損失許容額」を知ることです。これが、クライアントに満足してもらい、信頼関係を築き上げるためのキーポイントであると思っています。
大きな成果を出す話をすることは簡単かもしれませんが、許容できる損失額の話をするのは簡単なことではありません。
クライアントと時間をかけてしっかりと話し合いをして、納得のいくリスクレベルを認識して初めて、私たちはクライアントのリスクレベルに応じたソリューションを提案することができるのです。