オリックス銀行株式会社〜Professionals for Owners オーナーを支えるプロフェッショナルたち 〜
多様化するニーズに応え、
テーラーメイドのスキームを提案
お客さまのニーズはどう変わってきていますか。
やはり海外不動産への投資ニーズが高まっています。
不動産に関する法律や手続きは、国によって様々であり、海外不動産を担保設定したローンの取り組みは非常に煩雑で、難しいのが現状です。
しかし、オリックス銀行では、少しずつではありますが、そのような取り組みも行っています。
海外不動産に限らず、例えば相続や事業継承などその道のプロフェッショナルを探しているお客さまも多く、ニーズは多様化しています。
テーラーメイドのスキームを提案していけるよう、私たち自身もより専門性を高めつつ、そういった専門スキルをお持ちの外部の方々とも強固な連携体制を作っていきたいと考えています。
では、天河さんご自身が、クライアントと接する際に心がけていることは何ですか。
一つは、その不動産への投資によるメリット・デメリットを明確にして、お客さまにご確認いただくこと。
もう一つは、売主、管理会社、仲介会社といったお客さま以外の登場人物までしっかりと把握することです。
案件によっては、相場よりも不自然に価格が高(低)かったり、取引に携わる会社に疑問を感じることもあります。
私も10年以上さまざまなケースを見てきた経験から、直感的に「おかしいな、怪しいな」と感じることがあります。
少しでも違和感があったときには、「大丈夫ですか?」とお客さまに必ず確認をとっています。
お客さまも弊社も納得できなければ、融資はできません。
今後はどのような事業展開をお考えですか。
現状では、オリックス銀行のプライベートバンキングが取り扱う案件のうち、約7割が不動産投資ローンを占めています。
プライベートバンキングではこれまでもお客さまの多様なニーズにお応えしてきましたが、従来以上にオリックスグループの多彩なノウハウを活用した質の高いサービスを拡充していきたいと考えています。
最後に、御社のサポートを必要としているオーナー様に向けて、メッセージをお願いします。
オリックス銀行は、新しいことに挑戦し、ほかにはないユニークな銀行としてお客さまのニーズにお応えしてきました。
先ほども述べたように、近年はサービス面をより強化しています。
最初はローンのお付き合いでも、その後折に触れてご相談していただき、私たちをうまく活用していただきたいと思っています。
担当者としてだけではなく、信頼できるパートナー、アドバイザーとして、お付き合いができればと思っています。